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惡の壺

惡の壺にようこそ。3DCGによるオリジナル巨大ヒロイン作品を制作しております。なお、暴力・流血・陵辱・猟奇的描写が含まれたいへん悪趣味なので閲覧の際はご注意下さい。

〈リクエスト作品〉ベータとアルファの猟奇な美肌アップ作戦・前編

SSSP001
 大変お待たせいたしました。
「第2回・棚卸しリクエスト大会」最後の作品はchanさんから頂いた「ベータとアルファの猟奇な美肌アップ作戦」です。枚数が多くなりましたので、前・後編の2回に分けてお送りいたします。


SSSP002
α「ぷぁ〜 ごくらく ごっつらっくゥ〜、こんな所に温泉があるなんて大発見、ふぁーきもちいィー」

SSSP003
α「♪しぃ〜どッの こッこッろを…」
ο「ちょっとアルファ、呑気に歌ってる場合じゃない」

SSSP004
ο「あなた達に応援を頼んだのはこの近くで巨大天使が現れたって情報を聞いたから調査するため、忘れてない?」
α「だ、大丈夫だってオミクロン、ちょっと一休みするだけ…」
ο「悪いけど休んでる暇はない、最近目撃されてる巨大天使の正体は何なのか、目撃者はなぜかそろって記憶が曖昧だし防衛隊はろくな情報を公開してないし、私たちが調べるしかない」
α「わかってるわよ、わかってるからァ」

SSSP005
β「わかってるから、人の顔にでかいケツ向けんな」
ο「ぷひゃっ!」

SSSP006
ο「ひっ…ぐっ、げぽっ!ぐばぉっ」
β「ぁ…ごめん、大丈夫か」
ο「飲んじゃっ…くぶっ!げほっ!」
α「ぇ…ちょっと、オミクロン、あなた…」

SSSP007
ο「ぅ…ええっ?」
α「人間に、戻ってる?」
ο「うそ、ありえない」

SSSP008
α「ふぅ〜…あ!ねェ、あの山なんかお尻みたいじゃない?ねェ」
β「あぁ…」
α「あははははは」

SSSP009
β「遅ぇな」
α「なんかお湯を調べてみるとか言ってたし…自由に人間に戻れるようになるのかなァ」
β「そうなれば便利は便利だけどな…時間かかるなら後にすりゃいいのに」
α「オミクロンってなんかマジメだよね、ベータとは合わない?」
β「別にマジメな奴は嫌いじゃねぇよ、こっちにまでマジメ押し付けられると辛いけど…あ、戻って来たな」

SSSP010
π「ベータぁーっ!パイおばちゃんたちつれてきたよー!」
θ「ちょっと!痛いから離していただけま…あいたたたた痛ぁぁぁっ!」

SSSP011
θ「ひゃあああーっ!ひっ熱ぅぅぅぅぃ!」

SSSP012
β「ほら、ちゃんと謝って」
π「ごめんなさぁい」
ο「まぁまぁ、パイちゃんから見たら、みんなおばさんみたいなもんだし」
α「それで、何か解ったの?」

SSSP013
ο「持ち帰ったお湯の成分は普通の温泉と同じ、飲んでも身体に変化ないし、暖めてもだめ…ここで直接飲まないと効果ないみたい」
α「ダメかァ…ちょっとガッカリ」
θ「ですがイータに調べさせましたら、ここからちょっと離れた場所なんですど非常に興味深い伝説がありましたの。わたくしが説明いたしますわ」
β「いや、その前になんか着ろよ…」

SSSP014
θ「今は埋め立てられてしまったそうですけど、昔その場所には湖があり、湖畔の村では悪霊と契約して尻尾を持つ巨人に変化した女祈祷師が妖術で人々を支配していたそうですわ。ところがある日、村人たちを救うために天空からこれまた巨大な天女が舞い降りましたの…」

SSSP015
θ「天女によって妖術の源である尻尾を断ち切られて女祈祷師は退治されましたが、その尻尾が沈んだ湖の水にどんな病気や怪我でもたちまち治す不思議な力が宿りましたの。でも湖から直接飲まないと効き目が無いものだから、噂を聞いて訪れた海女が湖底を調べて見つけた尻尾の切れ端を食べてみたところ…」

SSSP016
θ「たちまち若返って美肌となり、百年以上も若い姿で生き続けたそうですわ」
α「美肌?!」
β「そこに食いつくか? まぁたしかにこの温泉に似てるけど、ただの昔話だろ…」
ο「それがね、もしかしたらおとぎ話と言い切れないかもしれないの…見て」

SSSP017
β「これは?」
ο「例の巨大天使の目撃情報で調べて見つけたの。2日前の夜、ここの近くの山で撮影されたって」
α「じゃァ、こいつの尻尾食べたら美肌…ぃゃ、自由に人間に戻れるようになるかも、てことね」
β「なるほどな、今夜にでも調べに行ってみるか」

SSSP018

SSSP019
α「…いたね」
β「あぁ、普通にいたな…」
ο「スペースシスターズじゃない、あれが巨大天使?」
θ「まぁやっつければわかることですわ。さっきじゃんけんで決めた順番でわたくしから行きますわよ」
π「パイ2ばんだよ!」

SSSP020
θ「スペースエボリューション・シータ! 先手必勝ですわ、スペースビームドリルーっ!」
『ん?!』

SSSP021
『ふんっ!』
θ「ひぐっ!」

SSSP022
θ「いっ…ひぁっ!」
『…だれ、お前?』
θ「痛っ…ちょ、ちょっと止めていただけま…ひっ!」

SSSP023
『ぁ…?』
π「あははっ!つぎパイのばんだよっ!スペぇぇースビィィーむ…」

SSSP024
π「ばっきゅううううーむ!」
『ちっ!』
θ「ちょっ…いやぁっ!あ…あぅひ…ぁ」

SSSP025
π「あーっははははははっ!」
『…つっ!』

SSSP026
π「パイ、いっくよぉーっ!」
『こいつ、厄介…それなら』

SSSP027
『こうするだけ』
π「ぁは…あれ? うごかな…ぃょ」

SSSP028
ο「そこまでよ!スペースオミクロン!」
β「スペースベータ!」
『…まだいるの?』

SSSP029
β「そいつ頼む」
ο「OK!」

SSSP030
β「パイ、大丈夫か!」
π「ぁ、ベータ、これすごいおもしろいよ!」
β「ぇ?そうか…じゃあちょっと遊んでろ」

SSSP031
ο「くっ、強い…ぇ?!」

SSSP032
ο「しまっ…!」

SSSP033
ο「ひ…くっ!うっうぅぅ」
『ったく…お前たち、何?』

SSSP034
β「やめろっ!」
『…っ!』

SSSP035
『このっ!』
β「ぐはっ!」
α「お待ちなさい!今度は私が相手よッ!スペース・アル…」

SSSP036
『うるさい!』
α「ふぁ…えぇっ!」

SSSP037
α「ひっ!へびっ…いっ…いやぁああああああーっ」

SSSP038
β「アルファ!」
ο「待って!あいつにはバラバラじゃ勝てない」
β「なんか策あるのか?」
ο「無きゃ言わない」

SSSP039
β「…よし、頼むぞ」
ο「OK、スペースビーム・リング!」

SSSP040
ο「はっ!」
β「おらぁっ!」
『…ふん!』

SSSP041
『効くか、バーカ!』
β「ぐぅっ!」

SSSP042
『…えっ?!』
ο「よし!」

SSSP043
『えええええーっ!』
β「やったな!はは、バカはどっちだよ」

SSSP044
『まずぃ…』
β「いくぜぇ!スペースビーム・フリーズ!」

SSSP045
『!』

SSSP046
β「ったく…手こずらせやがって」
ο「でも、これでもぅ逃げられない」
『…ぇ、ちょ、何…を』

SSSP047
『あぐぐっ…ぎゃ…ぎゃあああーっ!』
β「どうだ?」
ο「意外と硬くてなかなか切れな…ちょっと、お尻振らない」
π「あははっ!パイもやりたーい!」

SSSP048
β「お、おい…」
π「せーのっ」

SSSP049
『ぐわああーっ!』

SSSP050
『あがっ…うぐっ…あっ!うげっ!あ…ぁっ』
π「ベータ、みて、とれたよ!ほら、まだうごいてるよっ」
β「あ、あぁ…」

SSSP051
β「で、どうすんだよこれ」
ο「どうって、やっぱり食べるんじゃない」
π「パイおそばだいすきだよ」
θ「ちょ…貴女たち、何か…忘れていらっしゃいません…かしら」
α「へ…へび…ぃゃ…へ…」

SSSP052
θ「ふぅ…で、どうやって食べますのよ」
ο「たしかに、硬くて噛み切れない」
β「一度凍らせれば脆くなるだろ、まかせとけって。スペースビーム・フリーズ」
θ「なるほど、ルイベですわね」
ο「それは…違うんじゃない?」

SSSP053
β「ほら、簡単に折れただろ…どうだ?」
ο「ぅん…んっ…これ悪くない、ていうか美味しい」

SSSP054
β「…うん、たしかに美味いな…あ、そうだみんな、ちゃんとガンマたちの分も残して…」

SSSP055
β「…て、お前ら全部喰っちまったのかよ!」
π「ごちそうさま!すごいおいしかったよ」
α「ぁ…えと、ごめん、つい…ぁはは」
θ「その…美味にも程がありましたもので…ごめんあそばせ…」

ο「ねぇみんな、ちょ、ちょっと見て!」

SSSP056
β「ぇ?」

SSSP057

SSSP058

SSSP059

後編につづく
  1. 2013/01/26(土) 00:00:01|
  2. その他習作・連作
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

拝見しました。
まさか温泉の効果で一時的に人間体にと言う設定はなる程ですね。
キューティエルの事も含め本編パラレルとしてはなかなかです。
しかしディスティエルの尾を全部食べると言う事は何かオチがあるのかもと思えますけど…
ひとまずは人間体化したディスティエルとシスターズがどうなるかが気になります。
ちなみに全員の衣服…水着率が高いですね(笑)
  1. 2013/01/26(土) 22:16:45 |
  2. URL |
  3. TKME #/k8K4ErU
  4. [ 編集 ]

コメントありがとうございます!

TKMEさん、今回は全員がオミクロンの機転で用意した水着を着用、という設定です。手持ちのフィギュアでコーディネートしたらベータなんかは普段着てた服と大差ない印象になりましたが(汗)ちなみに自分はアルファに着せた水着がシンプルで可愛いし作りも細かくて一番好きですね。
ちなみにchanさんの原案のキャスティングに合わせて本編とは違ったパラレル設定になりましたが、もしも本筋で誰も死なずに第9話ぐらいまで進んでいたら&もしもキューティエルと同一世界だったらという前程で組み立ててみました。ありえない状況なのに作っていてあまり違和感が無く思えたのはやはり本来の主人公アルファがいるせいでしょうかw
現在後編の完成状況はだいたい50%くらいで…いましばらくお待ち下さい。
  1. 2013/01/27(日) 01:39:23 |
  2. URL |
  3. MFJ #MSsD658o
  4. [ 編集 ]

パラレルワールドとわかっていても、違和感なくすんなり楽しめましたw
こういう雰囲気の作品もいいですね。普段、凄惨な闘いをしている(というか、すでに無惨に死んでるひとも・・・)だけに、ちょっとほっこりしましたw

今後もこんな形でショートストーリーを紡げていくのも、面白いかもしれませんね。

しかし、みんなが美味しそうに尻尾食べてるの見てたら、食べたくなってきましたよw
  1. 2013/01/29(火) 22:48:51 |
  2. URL |
  3. 草宗 #-
  4. [ 編集 ]

コメントありがとうございます!

 草宗さん、お楽しみ頂けましたら光栄です。巨大天使でさらに魔属化しているから身体の造りは人間と根本的に違う、かどうかはあまり細かく設定してませんが(こらこら)デスティエルの尻尾は骨がない(多分)から強いて言えばタコの足みたいな感じでしょうか。そういえば鶏の尻尾部位も骨がなくて、焼き肉だとゼラチン質と油分が解け合って豚足にも似た絶妙な味がたまらないんですよね…てあんまり関係ない話ですねw
 なにかと楽しくもあって長々と続けてしまいましたパラレル展開は一応この作品の後編で一段落にしようと思いますが、スペースシスターズ本筋再開の暁には出来る限りの愛情を込めて生き残り組をいじめ抜いてやろうと企んでおりますw
  1. 2013/01/30(水) 01:36:19 |
  2. URL |
  3. MFJ #MSsD658o
  4. [ 編集 ]

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