前回『卑劣なる罠』(前・後編)
τ「私は…私たちはかつてのわだかまりを克服し地球、そして全宇宙の平和のために力を合わせると誓い合ったはずなのに…このような事態を招いてしまうとは…地球の皆様になんとお詫びしてよいのか、言葉が見つかりません」
τ「私の心は今、大切な仲間を失った悲しみと、死してなお仲間の心に潜み罪を重ねさせた叛逆者スペースオメガへの怒りで正常な判断力を失っているのかもしれません…だからこそ、罪人に堕ちたスペースベータの処遇をあなたたち地球人の正義に委ねようと思うのです…今から弁明の機会を与えます、どうか彼女の言葉に耳を傾け、公正な判断を下して頂きたい」
『…スペースベータはそこに…その囲いの中にいるのですか? き…危険は無いのですか!』
τ「それに関しては心配いりません…このケージにはスペースビームエネルギーを遮断する効果がありますから」
タウが投げたスペースビームフェザーは檻に触れる前に消失した
『あの…質問をいいですか』
τ「どうぞ…」
『あなたには、他人を操る能力があると聞きます、もしすでにスペースベータに洗脳の処置が施されているとしたら…』
『ぉぃ、余計な詮索は上から止められてんだろ…』
『黙ってて! 私は、いえ、多くの市民は正直あなたたちスペースガードの方針に疑問を抱いています…』
τ「知っています…
…私たちに対する疑惑も、スペースベータ達を支持する方々の意見も。だからこそ彼女に今の心の内を包み隠さず話して欲しい、私もそれを知りたい…その上で誰を信じるかは貴方たち自身だょ…なのですから、ね」
タウの合図でシールドの透明度が上がり、内部にいるベータの姿があらわになっていく
β「ぁ…あふっ…ぃ…い…い!いぐっ!いぃぃっ」
β「ぁひっ…い…いぃぁ…あひぃぃぃっ」
β「ぃ…いぃ…ひっ…ひひっ…ぁ」
τ「…ごめんなさい、彼女には…彼女が真実を語るにはもう少し、時間が必要なようです…」
<数日前 スペースガードフォートレス 地下シェルター内 第13研究施設>
β「…ん!ぅっ…ぁ…」
β「ぁ…熱…あっぃ…ぁ…ああっ」
β「ぁ…熱ぃ…ぃ」
『呼吸心拍数共に上昇・ドーパミン微増・アドレナリン増加・膣内変化なし』
Dr.「ふん、興奮剤の投与程度ではこんなものか…続けろ」
Dr.「まずは…胸からにするか、なにごとも基本というワケだ」
β「ひぅっ!」
β「ぅ…ひっ!い…ぅわぁぁぁぁーっ!」
τ「…なにしてるの?」
Dr.「ぁ、マスター・タウ…ぃゃ、こ、これはただ先日命じられた通りに…」
τ「…まだ殺してないんだ」
Dr.「ん…いや、いま死なれては元も子もないワケだから…むしろあの状態から無改造でここまで治療した私の苦労もだなぁ」
τ「そのコ、生かしておく必要あるの?」
Dr.「…そりゃ…マスター・タウはご存知無いかもしれないが、あんたの強引なやり口は市民や関係者からもかなり反感を買ってるんだ、その上この状況でこいつの死体でも晒してみろ…ん? どうした」
β「あああぁぁぁーっ!ゃ…やめ…うぉぉぉーっ!ひっ…くっぅぅっ」
『拘束具微少破損・抵抗継続・危険』
Dr.「…ちっ、まだ抵抗心の方が強いか、一旦刺激を止めて鎮静剤を投与」
β「ぁ…ぁ」
Dr.「パルスを半減させて局部以外の性感帯を順次刺激してみろ、いくらガサツな奴でもどこか急所はあるはずだからな」
τ「よくわからないけど、それ私の話より重要ってことだよね」
Dr.「ぁ、いや失敬。つまり、今回の事案についても報道直後からスペースベータを擁護する声が上がってるし、政府の連中も逮捕や裁判といった権限にまで我々の手が及ぶことに苦言をぬかしこいつの身柄引き渡しを要求しはじめているワケだ…まぁマスター・タウから見ればとるに足らん存在だろうが、支配者というのはだれかに従わなきゃ生きられないくせに文句だけは一人前の能無しどもを相手にしなければ成立しないからな…」
τ「まぁ、わかるけど…それとこれの関係が聞きたいところ、だよね」
Dr.「私の経験で言わせてもらうが人心を誘導し大衆を従わせるのは難しいことじゃない、が気をつけなきゃならんことがひとつあってな…どんな結果を選ばせるとしても連中には常に『自分の意志で選択した』と錯覚させる必要があるワケだ…ん?」
β「ひ…ぅえ…や…ゃぇ…て…ぁふっ」
Dr.「ぁー、ヘソか…よし、パルスを増加して続けてみろ」
β「ひ…ぃひっ…や…だめ…やぇ…てぇ…ぁんっ」
『エストロゲン・セロトニン増加・愛液分泌確認』
Dr.「よし、乳頭刺激再開、やさしく、な」
『了解』
β「ひっ!ぅ…あ…ぁああああーっ」
β「あひっ…ぃ…ぁ…ぁぁん…んぁ」
Dr.「くふっ…だんだんメスの声になってきたなぁ…次はどうだ」
β「ひゃふっ!」
β「はぁぅっ!んぅっ!…ん…ぁっ…ぃ…やぁん…あぅんぅ」
τ「ん…ぁ、まぁ、私がまかせたことだったからね…好きにしていいわ、結果によるけどね…」
Dr.「了解、どうぞご安心しておまかせを…マスター・タウ」
β「ぁ…ぃぃ…あ…ぁん」
『陰部開口確認・エストロゲン・オキシトニン・セロト…』
Dr.「ぁぁ見ればわかる、意外と早かったようだな」
β「ぁあん…ぁあっ…んっ…んふっ…あぁ」
Dr.「よし、全ての刺激を一旦解除、スペースビームエネルギー振動波スタンバイ」
β「ぁ…はぅ…もっ…と…ほしぃ…もっとぉ…」
Dr.「ふん、こいつ一皮剥がせば想像以上のビッチだったワケかぁ、あせるな、いまプレゼントしてやるからなぁ」
Dr.「振動波照射!」
β「ぁっ…ぁぅ…ぃ…いぐっ!」
β「ぃくぅ…ぅあはぁあああああああぁーん!」
β「ん…ぁ…」
『オーガズム通過・失神状態』
Dr.「はは…予想以上の感度というワケかぁ」
Dr.「手枷以外の拘束を解き、第2段階に入れ」
『了解』
β「…ぁ…んっ…ぁ」
β「ぁ…」
β「んっ…んぅ」
β「ぁ…ハァ…ハァ…ぁ」
β「…ぅ」
β「んむっ…」
β「んっ…んぅん…ぅ…んんっ」
β「ん…ぐぼっ!」
β「けほっ…んっ…ぐふっ…ぁ…かはっ」
β「ぁ…あ…つぅ…熱…ぁ」
Dr.「んふふっ、それは貴様の体質に合わせ濃縮培養した催淫剤だ…まぁ既に貴様には無用なようだがな…はは」
Dr.「まぁせっかく用意したワケだし捨てるのも勿体ないからなぁ、根こそぎぶちまけてやれ」
β「あはぅ…んっ…あ…あああぁああああぁああ」
β「ひぁあああいああぁぁぁん!」
『プロラクチン異常分泌・母乳噴出確認』
β「ぁふん…ぁ…ぁんっ…ぅ」
β「ぁ…んぅ」
β「ぅ…ま…あむっ…あっ…」
Dr.「あはははは、とうとう自分から求めだしたか、いよいよ最終段階というワケだぁ、やれ」
β「あぅ!」
β「ぁ…ああああああああああああーっ!」
β「いぃっ…ぁ!あんっ!あんっ!あっ!ああっ!」
β「ぃ…いくぅ…ぁ…あはぅん…あんっ…あ…いふっ…ぃ」
Dr.「さて、お前は間もなくオーガズムを経てエクスタシーに至るワケだが、その際に生殖行為の終了を示す信号が前頭葉に届くことで一旦脳内がリセットされ人間は理性をとりもどす…では、現時点で信号を受け取る器官の神経を焼き切ってしまえば、どうなるかなぁ」
β「ひぅっ?!」
β「ぁ…」
β「…ぁ…ぁあ…ぁ…」
β「ああああーっ!んっ!ぁんっ!ぃっ!あぁあああああーんっ」
Dr.「ふふっ…これで本能のままに死ぬまでマスタベーションし続けるメス猿の出来上がりというワケだぁぁーっはははははははっ」
θ「…悪趣味にも程がありますわ」
- 2014/01/13(月) 13:50:59|
- スペースシスターズ
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大変お待たせいたしましたがスペースシスターズ第14話、ようやく始動です。ご意見ご感想お寄せ頂ければありがたく存じます。
当サイトも去る11日で6周年を迎えました。振り返ってもお恥ずかしい内容ではありますが、もうしばらくの間は妄想を暴走させて作品作りを楽しみつづけたいと思っておりますので、今年もお気の召すままお付き合いくださいませ
- 2014/01/13(月) 14:16:38 |
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- MFJ #MSsD658o
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にゃんさん、ありがとうございます。開設以来6年間続けてきたスプラッタ表現研究の甲斐がありましたw ラブジュース…なのかどうかよくわからない謎の液体はプロップも併用してますがほとんどは平面にイラスト貼付けてバンプ処理したアングル限定の疑似立体です。今回は血しぶきではないのでちょうどいい透明度の調整には苦労しました。
- 2014/01/13(月) 22:21:06 |
- URL |
- MFJ #MSsD658o
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遅ればせながら今年もよろしくお願いします。
何か改めて「高みにある」タウと「自分は他者よりも優れている」と思うドクターのかい離がまたひとしおのようで。
ドクターの支配論はテンプレとは言えやはり恐ろしさを感じますね。
そして遂にそちら方面での責めネタ…これもまた定番の怖さを感じます。
次回以降の反タウ側の行動がどうなるのかかなり気になります。
あと今回ベータを責めたのはもしかして…?
- 2014/01/14(火) 06:47:48 |
- URL |
- TKME #/k8K4ErU
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TKMEさん、本年もどうぞよろしく。
そうなんですよね、ドクトルベルフェもかつては世界征服目指してましたから、シスターズに対抗できる力を付けてきたことでタウへの怖れも薄れ今後はさらに本性をむきだしていくことになります。逆に言えば圧倒的に不利な状況のガンマ達に勝機があるならこの結束の弱さを突くしか無いわけですが、それは次のおたのしみに。
ちなみに極秘の作戦であることからベータへの調教に登用したメカロボットは全て人工知能の無人機という設定です。実は最初男性型ロボを用意したんですけどね…どうも見るに耐えられなくなって結局カスタマイズしたメカシスターズでリテイクすることにw
- 2014/01/14(火) 23:26:51 |
- URL |
- MFJ #MSsD658o
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敵に捕まったヒロインが、いかに凄惨な拷問を受けるかを再認識しました・・・
絶望感を伴ったこのドキドキの大事さを、改めて学ばせてもらいました。セロトニンなどの脳内分泌物の名前がまた、臨場感を演出してますね。
しかし、この性的拷問の過激さは見事ですね~w ドクトル・ベルフェのエグさを存分に味わいましたw
- 2014/01/19(日) 00:35:21 |
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- 草宗 #-
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草宗さん、いつものことなんですが今回は内容は決めていたものの、なかなかイメージ通りの絵が出来ず作ってはやりなおしの繰り返しでした。実はベータのフィギュアも性器を付けるついでに全面的に改修してます。快楽で抵抗出来なくなる様を表現したいのに監禁拷問だけにどうしても苦痛の表情に寄ってしまって、その度に小道具や攻め方を変えたりセックス時の身体メカニズムを調べ直したりで制作中はほとんどベルフェとシンクロ状態でしたw
- 2014/01/19(日) 09:42:43 |
- URL |
- MFJ #MSsD658o
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どうもどうも。やられっぷり最高です。なんか見てるんですけど、もしこのサイトで笑ってはいけないシリーズやったらどうなるんでしょうか?
あと一番好きなのはパイちゃんです!
- 2014/03/28(金) 20:00:06 |
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- イク #-
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イクさん、いらっしゃいませ。このところ色々重なって制作が進まず悶々としていたものでコメントを頂きありがたいやら申し訳ないやら。できるだけ早く再開出来るよう頑張ります
昨年末の「笑ってはいけない〜」は防衛隊ということでちょっと期待したのにM1号くらいしか特撮ネタがなくてウルトラさんやゴレンジャイで盛り上がってたのも過去の話かと少々寂しくなりましたが…うちのシスターズにやらせたら仕込みギャグが入る前にお嬢の素ボケで全滅しそうな気がw
新作の完成に向けてパイも含め一同スタンバっておりますので、どうぞいましばらくお待ち下さいませ。
- 2014/03/29(土) 00:49:45 |
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- MFJ #MSsD658o
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